日 本 聖 書 学 研 究 所


例 会 案 内

2024年度
     12月16日(月)17:00 - 20:00 (日本聖書神学校203教室 & Zoom

     【旧約】
      赤城  海 会員
       「本文と写本の特徴から考える申命記32章8節の本文批評上の問題

     【新約】
      飯田  岳 会員
       「マタイ福音書2章21-23節の預言成就に関する考察
     


             ※ 聴講を希望される方は、日本聖書学研究所(ajbi2008@gmail.com)までご連絡ください。



公 開 講 座
「祭儀と信仰の間」
     【旧約】
      市川  裕 (東京大学 名誉教授)
       「信仰告白としての〈シュマア〉の朗読」
  [動画: 約64分]
     【新約】
      山口 希生 (日本同盟基督教団中原キリスト教会 牧師/東京神学大学等 講師)
       「パウロの教会論とエルサレムの神殿祭儀」
[動画: 約60分]

     2024年11月16日(土)14:00 - 17:00 [ご案内 (PDF)]
     会場:立教大学池袋キャンパス太刀川記念館第1・2会議室(対面)/Zoom(オンライン)
             
      お問い合わせ先:日本聖書学研究所(ajbi2008@gmail.com



日本聖書学研究所は、教派を越えて、旧約聖書、新約聖書に関する学術的な研究を行う団体です。主たる活動として、会員による研究発表と討論からなる月々の例会、公開の学術講座の開催、および学術雑誌の発行 (邦文論集『聖書学論集』、欧文紀要 Annual of the Japanese Biblical Institute [AJBI]) を行っています (詳しくは「沿革と主旨」をご参照ください)

2024年度の活動および予定

日 時 研 究 発 表 ・ 講 座 ・ 他
4月15日 【旧約】
 佐藤 潤 会員
 「נֶפֶשׁにおけるメタファーとメトニミー
   ―聖書語彙論における認知言語的アプローチの一例」
【新約】
 大川 大地 在外員
 「見返りなしに ―ヨハネ福音書15章25節と
  ガラテヤ書2章21節におけるδωρεάν」
5月20日 【旧約】
 岩嵜 大悟 会員
 「エサウとヤコブの誕生 ―創25:19~26の物語上の
  描写や連関による文学的機能」
【新約】
 木原 桂二 所員
 「ルカ文書の神学とサマリア人の譬え話
   ―ルカ10:25-37の釈義的研究」
6月24日
(第4月曜)
【旧約】
 藤井 悠香子 準会員
 「ダニエル7-8章の編集層の分析
   ―古ギリシャ語訳との⽐較を⼿がかりに」
【新約】
 鈴木 仰 在外員
 「ヨハネ福音書5章における癒し物語の解釈
   ―ルキアノスの歴史記述理論を手がかりに」
9月30日
(第5月曜)
【旧約】
 大西 崇生 会員
 「Post hoc, ergo propter hoc? ―ノブの虐殺物語と
  その周辺(サム上21-22章)における時間性と構成」
【新約】
 河野 克也 所員
 「『主よ、何処から?』
   ―マルコ6:30-34と共観福音書問題」
10月21日 【旧約】
 長井 隆児 会員
 「エゼキエル書34章の前半部分と後半部分における羊飼い
  メタファー ―エレミヤ書23章とエゼキエル書37章を
  踏まえて」
【新約】
 吉田 忍 会員
 「信じる者は義とされる?


11月16日
(土)
【公開講座】 午後2時 - 5時
 総合主題:祭儀と信仰の間
 講 師:市川 裕 所員(旧約)  山口 希生 会員(新約)
 講演題:「信仰告白としての〈シュマア〉の朗読」(旧約)
     「パウロの教会論とエルサレムの神殿祭儀」(新約)  
12月16日 【旧約】
 赤城 海 会員
 
【新約】
 飯田 岳 会員
 
2024年
1月20日
【旧約】
 山吉 智久 所員
 
【新約】
 橘 耕太 所員
 
3月10日
(第2月曜)
【旧約】
 杉江 拓磨 会員
 
【総会】





Annual of the Japanese Biblical Institute (AJBI)
Vol. XLVIII(2023)

Kishiya HIDAKA, The Political Theology of Pg and Its Relation to the Contemporary Pro-Babylonian Golah Redaction in the Book of Ezekiel

Natsumi KAWAGOE, Mary, the New Ark of the Covenant: Mary's Houses, the Temple, and the People in the Protoevangelium of James

ダウンロードはこちらから


聖書学論集 54号(2023年)
山吉 智久 「詩篇に同じものは二つとない―詩篇14篇と53篇―」

杉江 拓磨 「「ヤハウェの謀」―『アトラ・ハシス』および伝ヘシオドス『名婦列伝』との比較による
        創世記6章1-4節の一解釈―」

佐藤  潤 「聖書ヘブライ語の状態動詞についての意味論的考察―動態と状態をめぐる意味的曖昧性をめぐって―」

長井 隆児 「不思議な羊飼い?―アモス書3章12節の解釈と思想的背景―」

赤城  海 「へブル書10章11-13節の構文とその釈義的意義」

大貫  隆 「神も途上に・再考」

上村  静 「古代ユダヤ思想における終末論と創造論―死後の生をめぐる思弁を中心に―」



Annual of the Japanese Biblical Institute (AJBI)
Vol. XLVII(2022)

Shohei CHIGASAKI, Jesus as the Messiah in the Dialogue with John (Q 7:18-23): An Aspect of Q's Christology in Light of the Messianic Apocalypse (4Q521)

Daichi OKAWA, Die Originalsprache des Muratorischen Fragments

Mayuko YASUDA, Rethinking Eschatologies with Postcolonial and Queer Perspectives: A Provisionary Study toward Multiple Eschatalogies

ダウンロードはこちらから


聖書学論集 53号(2022年)
竹内  裕 「旧約は禍いについていかに語ったか ―神の義と人間の成熟などにも触れながら―」

遠藤 勝信 「ヨハネ黙示録におけるわざわい(πληγή)―十のわざわい(出エジプト)の再話の伝統を背景に―」

長井 隆児 「ホセア書4章16節の翻訳と解釈 ―拒絶と罰の狭間に救いは見えるのか―」

河野 克也 「『永遠の天幕』(ルカ16:9)のアイロニー ―ルカ福音書における悪の人物造形をめぐる一考察―」

大川 大地 「放浪のラディカリスト・パウロと無償の福音宣教 ―Iコリント書9章における使徒の報酬と
        G・タイセン説をめぐって―」




  
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